浮気調査歴20年以上のベテラン探偵です。今回は、不貞行為の慰謝料が高額になる増額事由について、長年の経験からお話ししたいと思います。浮気や不倫の慰謝料は、一般的に数十万円から300万円程度が相場とされていますが、実は様々な事情によって、その金額が跳ね上がることがあるんです。
慰謝料が高額になるケースとは?
以下のような場合、慰謝料の金額が高くなる傾向にあります。
- 不貞行為の期間が長期に渡る場合
- 不貞行為の回数が多い場合
- 配偶者と不倫相手が同棲していた場合
- 不貞行為によって子供が生まれた場合
- 不倫相手が積極的に不貞行為を主導していた場合
- 不貞行為後も関係を継続した場合
- 配偶者が不貞行為を止めるよう求めたにも関わらず続けた場合
これらの事由があると、裁判所は不貞行為によって配偶者が受けた精神的苦痛が大きいと判断し、慰謝料額を増額する傾向にあるのです。
増額事由があるとどれくらい高額になる?
増額事由があっても、慰謝料がいくら増額されるかは個々のケースによって異なります。しかし、過去の裁判例を見ると、
- 1年以上の不貞行為で200万円
- 再度の不貞行為で200万円
- 合意書違反で1000万円
など、通常の相場より大幅に高額な慰謝料が認められたケースもあります。増額事由が複数あれば、さらに金額は跳ね上がる可能性が高いでしょう。
高額慰謝料を獲得するためには?
では、実際に高額な慰謝料を獲得するにはどうすればいいのでしょうか?ポイントは以下の2つです。
- 不貞行為の立証に必要な証拠を集める
- 弁護士に相談し、適切な金額を請求する
不貞行為の立証には、写真、メール、SNSのメッセージなどの証拠が必要不可欠です。しかし、ご自身で集めた証拠が法的に有効かどうかは専門家でないと判断が難しいもの。そこで、弁護士に相談することをおすすめします。弁護士であれば、どのような証拠が必要か、どれくらいの慰謝料を請求できるかを適切に判断してくれます。
また、弁護士に相談することで、不倫相手と直接やりとりする必要がなくなるので、精神的な負担を軽減することもできます。
最後に
不貞行為の慰謝料請求は、法律が関係する難しい問題です。本記事の内容は、あくまで一般的な情報提供であり、弁護士が記述したものではありません。実際に慰謝料請求を考えている方は、まずは弁護士に相談することをおすすめします。
私たち探偵は、不貞行為の証拠収集のプロとして、弁護士と連携しながらご依頼者様をサポートいたします。浮気や不倫でお悩みの方は、ぜひ一度私たちにご相談ください。ご連絡をお待ちしております。