顧客の何気ない一言から
「奥様、ご主人様が先週お買い物されたネックレス、とてもお似合いですね」
その言葉に、私の心臓が止まりそうになりました。夫からネックレスなど贈られた覚えはありませんでした。
百貨店の婦人服売り場で主任として働く美樹さん。夫（38歳）は広告代理店のクリエイティブディレクターで、小学4年の娘がいる3人家族。世帯年収950万円の、周りから羨ましがられる生活を送っていました。
疑惑の深まり
「15年間の接客で培った『お客様の嘘を見抜く目』が、最愛の夫の裏切りを暴くことになるなんて…」
気付いた不自然な変化
新しい香水の使用
クレジットカードの利用額急増
休日の「クライアントとの打ち合わせ」
深夜の頻繁なシャワー
洗濯物に付いた見知らぬ口紅の跡
「売り場での経験から、これは間違いなく『若い女性との密会』のサインだと確信しました」
Trust-hunterとの出会い
「同僚の勧めでTrust-hunterに相談。担当者が百貨店での経験を活かした証拠収集方法を提案してくれました」
担当者は接客業の特性を理解し、職場への影響を最小限に抑えた調査計画を立案。
調査内容
基本調査：45万円（12回分割）
商業施設内調査：28万円
デジタル調査：20万円
明らかになった真実
不倫相手：クライアント企業の新人デザイナー（25歳）
期間：11ヶ月
場所：銀座の高級ホテル、相手のマンション
頻度：週2-3回
不正支出：約450万円（高級ブランド品など）
決定的な証拠
「私の売り場で購入した口紅が、最後の決め手となりました」
法的解決
弁護士との協議結果：
不倫相手への慰謝料：380万円
養育費：月額12万円
財産分与：約850万円
クレジットカード債務の清算：300万円
新しい人生のスタート
「接客で培った笑顔の裏に、これほどの悲しみを隠すことになるとは」
現在の生活
離婚から1年：
売り場主任として昇進
娘との二人暮らし
実家の援助
新しい趣味との出会い
美樹さんは、閉店後の静かな売り場で涙を浮かべながら語ってくれました。
「毎日、お客様の『特別な日』のお手伝いをしています。でも、私の『特別な日』は、夫に裏切られた日になってしまいました」
その瞳には、販売のプロとしての誇りと、一人の女性としての深い悲しみが宿っていました。
「これからは、娘と二人で新しい『特別な日』を作っていきたいですね」
その言葉には、15年のキャリアと、新しい人生への決意が込められていました。
大手百貨店の売り場主任が暴いた夫の裏切り ～36歳・15年勤務のベテランの告白～東京都国分寺市在住の石川美樹さん（仮名・36歳）の体験談
