レジから見えた現実
「スーパーのレジから見える駅前の喫茶店。そこで夫が女性と笑顔で話している姿を見てしまって…」
スーパーでパートとして働く真理さん。夫（40歳）は印刷会社の営業職で、中学2年の娘と小学5年の息子がいる4人家族。月収35万円の夫の給料とパート収入13万円で暮らしていました。
疑惑の始まり
「同じレジで働く先輩から『旦那さん、よくあの喫茶店で若い子と一緒にいるわよ』と…」
気になり始めた変化
営業経費の増加
休日の「得意先回り」
新しいスーツの購入
クレジットカードの請求額増加
帰宅時の匂いの変化
調査開始までの葛藤
「パートの給料を少しずつ貯めて、ネットで見つけた探偵事務所に相談しました」
調査内容：
基本調査：30万円（12回分割）
行動調査：16万円（3日間）
証拠収集：9万円
明らかになった事実
不倫相手：取引先の経理担当（29歳）
期間：5ヶ月
場所：駅前の喫茶店、カラオケ
頻度：週2-3回
営業経費での支出
夫との対決
「レジで培った接客の冷静さを保って、証拠を突きつけました」
解決への道のり
弁護士との相談結果：
不倫相手への慰謝料：170万円
養育費：月額9万円
財産分与：退職金の40%
新しい生活
「レジの仕事を続けながら、子育ても頑張っています」
現在の暮らし
離婚から半年：
スーパーで正社員に昇格
市営住宅に転居
子供たちと夕食は必ず一緒に
休日は家族で過ごす
「レジ打ちの合間に見た光景が、人生を変えるきっかけになりました」
子供たちとの絆
「娘が『ママ、私もバイトはスーパーがいい』って言ってくれて…」
経験者からのアドバイス
「毎日必死で働いて、やっと前を向いて歩けるようになりました」
学んだこと
経済的自立の大切さ
証拠収集は慎重に
子供との信頼関係
職場の理解と支援
真理さんは、スーパーのバックヤードで静かに語ってくれました。
「明日もレジに立ちます。お客様の『ありがとう』が、私の支えです」
疲れた表情の中にも、確かな希望が感じられました。
「子供たちの笑顔のために、これからも頑張ります」
その言葉には、シングルマザーとしての強い決意が込められていました。
駅前スーパーのレジ係が暴いた夫の裏切り ～37歳・パート主婦の決断～神奈川県大和市在住の森田真理さん（仮名・37歳）の体験談
