不倫をされた側が知っておくべき、離婚と弁護士の関係についてお話しします。
不倫は離婚の原因になる?
まず、不倫は離婚の原因になるのでしょうか?答えはYES!民法770条1項1号で、不貞行為(浮気や不倫)は離婚原因の1つとされています。つまり、配偶者の不倫が発覚した場合、離婚を請求することができるのです。ただし、離婚するには、以下のような条件を満たす必要があります。
- 夫婦の一方が離婚を望んでいる
- 婚姻関係が破綻している
- 未成熟な子供がいない
不倫された側が取るべき行動
もし配偶者の不倫が発覚したら、どのように行動すべきでしょうか?
1. 証拠を集める
– 興信所の報告書、メール、SNS、写真、領収書などを証拠として確保
2. 弁護士に相談する
– 不倫問題に詳しい弁護士に相談し、適切な対処法を教えてもらう
3. 慰謝料請求を検討する
– 不倫は貞操義務違反であり、慰謝料を請求できる
4. 離婚を検討する
– 配偶者の不貞行為を理由に離婚請求が可能
特に、**弁護士への相談**は重要です。不倫や離婚問題のプロである弁護士に相談することで、的確なアドバイスがもらえ、適切な行動を取ることができます。
弁護士に相談するメリット
では、具体的に弁護士に相談するとどのようなメリットがあるのでしょうか?
– 法的に正しい対処方法を教えてもらえる
– 証拠集めや慰謝料請求の方法を教えてもらえる
– 相手との示談交渉を代行してもらえる
– 調停や裁判の手続きを任せられる
– 精神的に安定する
弁護士は法律のプロですから、個人で対応するよりも的確なアドバイスがもらえます。感情的になりがちな不倫問題も、弁護士に任せることで冷静に対処することができるでしょう。
慰謝料請求について
不倫された側は、慰謝料を請求することができます。慰謝料の相場は、以下の通りです。
| 内容 | 金額 |
|——|——|
| 不倫はあったが離婚も別居もしない | 50~100万円 |
| 不倫が原因で離婚する | 200~300万円 |
不倫の慰謝料請求は、自分で行うこともできますが、弁護士に依頼するのがおすすめです。弁護士なら適切な金額を請求でき、相手との交渉もスムーズに進められます。
最後に
不倫は、された側にとって、精神的にも肉体的にもダメージの大きい出来事です。しかし、1人で抱え込まず、ぜひ弁護士に相談してみてください。法律のプロである弁護士が、あなたの味方になってくれるはずです。最後になりましたが、この記事は弁護士が書いたものではありません。法律に関することは、専門の弁護士に直接相談することをおすすめします。当社では、不倫や浮気の相談を随時受け付けております。お悩みの方は、ぜひお気軽にご相談ください!