不倫慰謝料請求の流れと方法|弁護士が解説

不倫慰謝料請求の流れと方法|弁護士が解説

不倫の慰謝料請求について、その方法と流れを詳しく解説していきます。浮気や不倫の発覚で、精神的に大きなダメージを受けた方は多いでしょう。そんな時、慰謝料を請求することで、相手に対して法的な責任を追及することができます。

目次

慰謝料請求の基本的な流れ

慰謝料請求の基本的な流れは以下の通りです。

  1. 不倫の証拠を収集する
  2. 弁護士に相談する
  3. 内容証明郵便で請求する
  4. 示談交渉を行う
  5. 合意できない場合は裁判で解決する

1.不倫の証拠を収集する

慰謝料請求を行うには、不倫の事実を証明する証拠が必要不可欠です。証拠がなければ、相手に不倫を認めさせることは難しくなります。

  • ラブホテルの領収書
  • 不倫相手とのメールやラインのやりとり
  • 二人で写っている写真
  • 目撃証言

2.弁護士に相談する

証拠が集まったら、弁護士に相談します。弁護士から見て、集めた証拠で慰謝料請求が可能かどうか判断してもらいましょう。また、慰謝料の相場や、請求方法についてもアドバイスをもらえます。

3.内容証明郵便で請求する

弁護士に相談した上で、まずは内容証明郵便で慰謝料を請求します。内容証明郵便とは、郵便局が文書の内容を証明する特殊な郵便のことです。配達記録も残るため、相手が受け取ったことを証明できます。

4.示談交渉を行う

内容証明郵便で請求しても、相手が支払いに応じないこともあります。その場合は、示談交渉を行います。示談交渉とは、裁判をせずに当事者同士の話し合いで解決を図ることです。

5.合意できない場合は裁判で解決する

示談交渉でも合意できない場合は、最終手段として裁判で解決することになります。裁判では、集めた証拠をもとに不倫の事実を証明し、慰謝料の支払いを求めます。

まとめ

慰謝料請求は、証拠集めから始まり、内容証明での請求、示談交渉、裁判と、段階を経て進んでいきます。最初は自分で証拠を集めつつ、弁護士に相談して的確なアドバイスをもらうことが大切ですね。不倫の慰謝料請求は、精神的に大変つらく、負担も大きいものです。しかし、法的に正当な権利として認められているものでもあります。

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