【保存版】内容証明で慰謝料請求する全手順と書き方例

【保存版】内容証明で慰謝料請求する全手順と書き方例

こんにちは、山田はじめです。探偵として長年浮気調査に携わってきましたが、浮気や不倫の問題は本当に切実ですよね。今日は、そんな悩みを抱えるあなたのために、内容証明で慰謝料請求する全手順と書き方例を詳しく解説します。内容証明って何?どうやって書くの?そんな疑問に答えていきますので、ぜひ最後までお付き合いください。

内容証明とは?

内容証明とは、郵便局がその内容を証明する書類のことです。つまり、誰が誰に何を送ったかを第三者(郵便局)が証明してくれるんです。これがなぜ重要かというと、後々のトラブルを防ぐためです。例えば、慰謝料請求をしたけど相手が「そんなもの受け取っていない」と言い張った場合でも、内容証明があれば「送った証拠」があるわけです。

内容証明で慰謝料請求するメリット

  • 法的効力がある
  • 相手が受け取った証拠になる
  • 交渉の初期段階で有利になる

内容証明を使うことで、相手が「受け取っていない」と言い逃れできなくなります。また、裁判になった場合でも、内容証明があれば「送った証拠」として有効です。さらに、相手が内容証明を受け取った時点で、交渉の初期段階で有利な立場に立てます。

内容証明の書き方

内容証明の書き方は、以下のポイントを押さえましょう。

  • 文書の標題:「通知書」と記載します。
  • 日付:内容証明を完成させた日を記載します。
  • 受取人の住所・氏名:正確に記載します。
  • 不貞行為の事実:誰が誰と不倫したかを端的に記載します。
  • 精神的苦痛:具体的にどのような苦痛を受けたかを記載します。
  • 請求内容:慰謝料の金額、支払い方法、支払い期限を明記します。
  • 法的措置の警告:支払いがない場合の法的措置を警告します。
  • 通知人の住所・氏名:最後に通知人の情報を記載し、押印します。

内容証明の送り方

内容証明を送る手順は以下の通りです。

  1. 内容証明書を作成する
  2. 郵便局で内容証明郵便を申し込む
  3. 内容証明郵便を送付する
  4. 送付証明書を受け取る

内容証明郵便は、郵便局で申し込む必要があります。書類を作成したら、郵便局に持っていき、内容証明郵便として送付します。送付後、郵便局から送付証明書が届きますので、これを保管しておきましょう。

内容証明の書き方例

以下は、不倫相手に慰謝料を請求する内容証明の書き方例です。

  • 平成○○年○月○日
  • 通知書
  • (被通知人の住所)
  • 被通知人○○○○殿
  • (通知人の住所)
  • (通知人の氏名)
  • 冠省
  • 私こと、○○ ○○(以下、「私」という)は○○ ○○(以下、「貴殿」という)に通知します。貴殿が、私の夫(○○ ○○)と、平成○○年○月頃から不貞行為を行っていた事実(以下、「本件」という)はご認識のとおりです。私は、計り知れないほどの精神的苦痛を被りました。私の苦痛は金銭に換算すれば300万円を下回ることはありません。したがって、本書面受領後10日以内に下記の口座に300万円をお支払い下さい。
  • 振込先銀行 ○○銀行○○支店
  • (普通預金口座)(預金番号)○○○○○○○○

まとめ

内容証明で慰謝料請求する手順と書き方を解説しました。内容証明は、相手が受け取った証拠を残すための重要な手段です。ただし、法律に関することは専門家に相談することをお勧めします。もし、浮気や不倫の問題でお悩みなら、私たちのサービスをご利用ください。最適な探偵を紹介し、あなたの悩みを解決するお手伝いをさせていただきます。

最後に、内容証明を作成する際の注意点をまとめます。

  • 一般的なひな形・文例をそのまま使用せず、自分の状況をふまえて加筆・修正する。
  • 請求内容だけではなく、その法的根拠まで示す(条文や判例の引用をすると説得力が増す)。
  • 精神的苦痛が相手に伝わるように、今の精神状態や、不倫により失ったものを具体的に書く。
  • 逃げ道のない請求はしない。減額や分割払いの余地があることを伝え、相手が回答しやすい内容にする。

内容証明で慰謝料の請求をしたあと、何度か文書のやりとりをして合意にいたるケースがほとんどです。話がまとまったら示談書を作成しましょう。次は、【不倫と示談書】のページをご覧ください。

目次