浮気調査でタクシーを使う！証拠収集のプロの技とコツ

2025年1月7日2025年1月21日

こんにちは、山田はじめです。今日は浮気調査でタクシーを使うときのプロの技とコツについてお話しします。タクシーは浮気調査の現場でよく使われる移動手段ですが、なぜタクシーが選ばれるのか、どんな方法で尾行するのか、そしてその成功率を高めるためのポイントを詳しく解説します。

タクシー尾行の困難さとその理由

タクシー尾行は、探偵にとって非常に難易度の高い作業です。以下にその理由を挙げます。

交通状況によって追跡が難しい（渋滞、混雑時など）
同じようなタクシーが多い場合、見失ってしまう可能性がある
調査対象者の移動先を把握しにくい（停車場所が特定できない）
陽動に使われる可能性がある（調査対象者が尾行をまくために行う）

これらの条件が複雑に絡み合うと、プロであっても対象者のタクシーを追跡できない場合があります。特に、首都圏などの都市部では、多くの車やタクシーが行き交っているため、タクシー尾行は難しい方法の一つです。

浮気相手との待ち合わせや証拠隠滅のためのタクシー利用

対象者がタクシーを利用する理由の中に、「待ち合わせ場所や密会の証拠隠滅」という目的があります。タクシーであれば、誰と、どこで会っているのかを特定するのは難しくなり、調査を撹乱することができてしまう可能性もあります。こうした理由から、タクシーを利用した浮気が増えているのも事実です。ただし、プロはそうした方法も見越して行動しているので、タクシー移動によって「浮気調査が撹乱される」ことはほとんどありません。

タクシーで移動後、浮気相手の車両に乗り換えるケース

最初から浮気相手の車に乗り込んでしまうと、浮気の証拠を掴まれやすくなってしまうため、ほとんどの調査対象者は、人気のない場所で待ち合わせをしています。そういった場合、自家用車や電車などを利用すると、追跡される可能性があるため、タクシーを使うケースが多いようです。

探偵がタクシーを使って尾行する方法

探偵による浮気調査では、調査対象者の移動手段から、徒歩、車、バイクといった方法を利用して尾行や張込みを行いますが、緊急性の高い場合や、イレギュラーな事態にタクシーによる尾行を行うことがあります。

対象者の兆候から先にタクシーに乗って尾行する

調査員が2人以上の場合に利用する方法で、2台のタクシーを使って前後から尾行する方法があります。まず、調査対象者がタクシーに乗る兆候が見えたら（道路上で車を見ているなど）、それよりも前に一人の調査員がタクシーに乗ります。その後、対象者がタクシーに乗ったら、後続のタクシーでもう一人の調査員が尾行を続けます。後続のタクシーがない場合は、別の移動手段で、最初の調査員と合流します。非常に合理的な方法で、調査対象者を見失うことはほとんどありません。

浮気調査を撹乱するためのタクシー乗車事例

調査員2名で浮気調査を行っていたところ、対象者は調査されていることに勘付き（実際にはバレていないが、尾行の気配を感じていた）、不自然なタイミングでタクシーに乗るようになった。調査員は、前後に分かれてタクシーの尾行を始めたが、対象者は細い一方通行の路地を多用し、頻繁に後ろを目視して尾行の有無を調査する行動を取るようになった。一方通行でそのような行動を取られると、探偵業者も身動きが取れないため、タクシーによる尾行を断念するということが続いた。

タクシー運転手の技術力を活用する探偵の戦略

タクシー尾行の成功率を高めるためには、タクシー運転手の技術力が重要です。探偵は以下のような戦略を取ることがあります。

運転手に調査の目的を説明し、協力体制を築く
運転手の経験や地元の知識を活用して、効率的に尾行する
タクシーの運転手が尾行に慣れている場合、その技術を最大限に活用する

対象者がタクシーを利用する理由

対象者がタクシーを利用する理由は以下の通りです。

密会に遅刻しそうなとき：仕事や用事が長引き、浮気相手との約束に遅れそうな場合、タクシーを利用することがあります。
駅まで距離がある場合：自宅や勤務先が駅から離れており、普段バスを利用しているが、バスの本数が少ない、あるいは時間通りに来ない場合、タクシーを利用することがあります。
アクセスが悪い場合：浮気相手との待ち合わせ場所への乗り継ぎが多い場合、タクシーを利用して時間を短縮することがあります。
密会後の移動：浮気相手との密会後、酔った状態で電車を使わずにタクシーを利用するケースがあります。