不貞行為の定義と立証方法を徹底解説!

不貞行為の定義と立証方法を徹底解説!

不貞行為の定義と立証方法|浮気調査のプロが解説!

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不貞行為とは?

不貞行為とは、既婚者が配偶者以外の者と自由な意思のもとに肉体関係を持つことを指します。つまり、夫婦の一方または両方が、婚姻関係にありながら、他の異性と性的関係を結ぶ行為のことです。ただし、以下のような場合は不貞行為には当たりません。

  1. 配偶者の同意がある場合(オープンマリッジなど)
  2. 強制や脅迫によって肉体関係を持たされた場合
  3. すでに婚姻関係が破綻している場合

不貞行為と不倫・浮気の違い

不貞行為と似た言葉に「不倫」や「浮気」がありますが、これらは法律用語ではありません。一般的に、不倫は既婚者が関わる場合、浮気は独身者同士の場合を指すことが多いようです。また、不倫や浮気は必ずしも肉体関係を伴わない場合もありますが、不貞行為は基本的に性的関係があることが前提となります。

不貞行為が認められるケース

では、具体的にどのような場合に不貞行為と認められるのでしょうか。代表的なケースを見ていきましょう。

  1. 性交渉や性交類似行為(愛撫やオーラルセックスなど)があった場合
  2. 不貞相手と同棲していた場合
  3. 2人でラブホテルに長時間滞在していた場合
  4. 宿泊を伴う旅行に2人で行っていた場合
  5. 性行為を行ったことを前提とするメッセージのやり取りがあった場合

ただし、キスや手をつなぐ程度の行為では不貞行為とは認められません。あくまでも肉体関係の有無が重要なポイントになります。

不貞行為の立証方法

不貞行為は、裁判で離婚や慰謝料請求をする際の重要な証拠になります。しかし、プライベートな行為だけに、立証するのはなかなか難しいものです。そこで、不貞行為の立証に有効な証拠をいくつかご紹介します。

  1. 不貞行為を行っている現場の写真や動画
  2. ラブホテルへの出入りを捉えた写真や動画
  3. 性交渉をほのめかすメールやLINEのメッセージ
  4. 通話履歴
  5. ホテルや不貞相手への贈り物のレシートやクレジットカードの明細
  6. 不貞行為を認める念書や録音データ

ただし、盗撮や盗聴など違法な手段で証拠を収集すると、逆に訴えられる可能性もあるので注意が必要です。

まとめ

不貞行為とは、既婚者が配偶者以外の者と自由な意思で肉体関係を持つことを指します。不倫や浮気とは異なり、性的関係があることが前提となります。不貞行為は、離婚原因や慰謝料請求の根拠になるため、立証することが重要ですが、プライベートな行為だけに証拠を集めるのは容易ではありません。もし、配偶者の不貞行為を疑っている場合は、まずは冷静に状況を見極め、専門家に相談することをおすすめします。弁護士や探偵などのプロに依頼すれば、適切なアドバイスを受けられるはずです。

最後に、この記事は探偵の経験に基づいて書かれたものであり、法律の専門家ではありません。不貞行為に関して法的な問題がある場合は、必ず弁護士に相談してください。

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